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2015年4月の記事

2015年4月 3日 (金)

e-Towns 4月号

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庄内地方のフリーペーパー"e-Town"(株式会社アイディア発行)4月号の特集記事のテーマは「あんかけ料理」

私たち出羽三山精進料理プロジェクトも記事作成に協力させていただきました。

メンバーの大進坊さんが取材に応じて、出羽三山の精進料理におけるあんかけ(とりわけごま豆腐のあんかけ)の意味や調理に対する思いなど、貴重な話をしてくれております。

また、プロジェクトから画像の提供をさせていただいております。

特集記事では、プロジェクトの紹介もしていただきました。

庄内地方の皆様には、ぜひ"e-Town"4月号を手に取っていただき、記事を読んでいただきたいと思います。

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旬刊旅行新聞に掲載していただきました

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2月12日(木)に、羽黒町観光協会と出羽三山精進料理プロジェクトが共同でエージェント訪問をした際に、観光業界の業界紙を発行している「旅行新聞社」を訪ね、出羽三山と私たちのプロジェクトのPRをさせていただきました。

その様子を「旬刊観光新聞」の3月1日(1578)号に掲載していただきました。

プロジェクトの紹介と、受け入れ態勢、さらに、今年の特別企画の羽黒山東照社御開扉について簡潔に紹介されています。

旅行新聞社様、ありがとうございました。

精進料理研修in鎌倉

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「食育フェスタ」参加から帰路に着く前に、出羽三山精進料理プロジェクトの研修として、鎌倉にある浄土宗大本山の光明寺を訪ねました。

行きがけに鎌倉駅から鶴岡八幡宮に続く商店街「小町通り」を通り抜け、鶴岡八幡宮をお参りしました。

その後、光明寺を訪ね、初めに寺院の方々から寺院の歴史や信仰、精進料理、鎌倉の観光のことなどについて丁寧なお話を伺いました。

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そのあとは、立派な庭園を眺めながらの精進料理です。

京料理をされている方の料理とのことで、味はもちろん、盛り付けなど、目にも嬉しい精進料理を堪能致しました。

今回も、料理にとどまらず、様々な示唆を受けたよい研修ができ、今後のプロジェクトの活動の参考となることと思います。

光明寺の皆様、ありがとうございました。

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第5回「食育フェスタ」に参加しました

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2月24、25日の両日、東京国際フォーラムで開催された「第5回全調協食育フェスタ」に、私たち出羽三山精進料理プロジェクトも参加してきました。

全調協というのは公益社団法人全国調理師養成施設協会の略で、このイベントの主催者です。

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今回の食育フェスタは、調理技術コンクールの開催や調理師学校の生徒たちによる料理の提供、料理人による講演、企業などによる食育情報の提供など、食育に関する盛りだくさんの内容が盛り込まれていました。

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私たちはその中の「地産地消物産展エリア」にブースをお借りして、スローフード山形の方々と一緒に、鶴岡市のユネスコ食文化創造都市加盟のPRなどを行ってきました。

また、今回はプロジェクトメンバーの研修もかねての参加だったので、参加したメンバーは交互にイベントを見学したり、ほかのブースを回ったりして、見聞を広めてきました。

特に、調理技術コンクールに参加された生徒さんたちの渾身の料理の展示は、食材の選択と扱い、彩り、器、盛り付けなど、大変勉強になりました。

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私たちのブースに関心を示してくださるお客様も大勢いらっしゃり、出羽三山のこと、精進料理のこと、庄内の風土や文化に関することなどなど、メンバーそれぞれが多様なお話をさせていただきました。日常的に庄内、出羽三山にお越しになるお客様を迎えているプロジェクトメンバーならではの「おもてなし」ができたと思っております。

その中にはプロジェクトの今後の新たな展開に結びつきそうな出会いもありました。

今回の「食育フェスタ」参加の成果を、出羽三山精進料理プロジェクトの今後の活動に生かしていきたいと思っております。

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鶴岡市ユネスコ創造都市認定記念祝賀会

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2月15日(日)、鶴岡市のグランドエル・サンにおいて、鶴岡市のユネスコ創造都市ネットワーク加盟認定を記念する式典が開催されました。

式典の第一部では、記念講演やネットワーク加盟各国代表によるパネルディスカッションなどが行われました。

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第二部は、「食の共演」と題した祝賀会で、会場には鶴岡を代表する伝統食や行事食、地酒や菓子などのブースが設けられました。参加者はテーブルに用意される料理以外に、各ブースから好みの料理等を選んで召し上がっていました。

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私たちの「出羽三山精進料理プロジェクト」も主催者からの依頼で独自のブースを出展させていただき、精進料理の主役ともいえる胡麻豆腐を振舞いながら、調理の実演や出羽三山の精進料理のPRなどを行いました。

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また、プロジェクトメンバーの山伏は、祝賀会の開催に先立つ「法螺」も吹かせていただきました。

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会場を埋め尽くした参加者・ブース出店者の中には、料理や地元食材などにかかわって来られた方々もたくさんいらっしゃり、出羽三山精進料理プロジェクトのメンバーに親しく声をかけてくださいました。

私たちのプロジェクトが発足して3年となりますが、その間にお世話にでなってきた方々の多さを改めて実感すると同時に、そのネットワークの豊かさに深く感謝しています。

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今回のユネスコ食文化創造都市ねの認定を受け、鶴岡が今後ますます豊かで独自性ある食文化を守り、発展させていく原動力は、このような人と人とのの繋がりなのだと思います。

出羽三山精進料理プロジェクトもそのようなネットワークの一端を担えるように、今後とも精進していきたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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精進料理研修in高尾山

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「江戸川寒鱈まつり」に参加し、翌日は一日中、観光エージェント訪問をおこなった出羽三山精進料理プロジェクトメンバー。

帰路に着く前に、真言宗智山派の大本山、高尾山薬王院を訪ね、精進料理の研修をさせていただきました。

高尾山といえば修験の山としても有名。また、登山やトレッキングなどの観光と信仰が一体となったお山で、近年は外国人客も増加しているという事情も出羽三山ともよく似ています。

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初めに皆で御本尊をお参りした後、大本坊において僧侶の方から寺院の歴史、信仰、高尾山の自然、、観光や信仰の現状や課題などについて丁寧なお話を伺いました。

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その後、別室において精進料理をいただきました。

最初に口にした吸い物の出汁から、最後の一品まで、その味は感動の連続でした。

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食後には料理長さんから調理についての詳しいお話も伺うことができ、大変勉強になりました。

食材・調理法など、出羽三山の精進料理との違いはあるものの、私たちの今後の活動の糧となる良い研修となりました。

お引き受けいただきました高尾山薬王院の皆様に心より感謝申し上げます。

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江戸川寒鱈まつり

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2月11日、東京都江戸川区の船堀駅前において、鶴岡市東京事務所主催の「鶴岡寒鱈まつり  in東京」が開催され、私たち出羽三山精進料プロジェクトのメンバーも、羽黒町観光協会とともに胡麻豆腐や地酒、その他の物産の販売で参加してきました。

鶴岡市と江戸川区は、戦時中に5000名ともいわれる学童疎開を受け入れた縁から、1981年に友好都市を締結しており、鶴岡市東京事務所も同区内に設置され、さまざまな交流が図られています。

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毎年恒例となっている寒鱈まつりには、江戸川区内はもとより、近郊各地から大勢の方々に参加していただき、用意した1200食の「寒鱈汁」の大鍋には長蛇の列ができる大盛況ぶりでした。

私たちのブースでも、胡麻豆腐や地酒が大人気で、すべて完売しました。

また、知り合いの方々に限らず、羽黒にゆかりある方々や、出羽三山に参拝されたことのある方々にも親しくお声をかけていただき、様々なご縁を感じることもできました。

出羽三山精進料理プロジェクトとしては今回が初めての参加で、文字通り「勝手の違う」環境での胡麻豆腐の調理や、慣れない販売活動ではありましたが、多くのことを学んだよい機会となりました。

お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。

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